ワインの基本

赤ワインのぶどう品種!これだけ覚えれば何とかなる!?

赤ワインを飲もうと思った時にスーパーやコンビニ、お酒の量販店・ネットショップで購入する方が多いと思います。

ワインを選ぶ時に、ワインを飲み始めたばかりの方であれば『ワインの値段』・『テレビやネットなどのメディアで見聞きした銘柄』・『エチケットがおしゃれ』という様な方法で選ぶかもしれません。

でも、ワインを飲み始めてから直ぐに『ぶどう品種』で選ぶ事が多くなる時期が出てきます。最初の内は代表的な品種だけ覚えて味や香りも含めて自分の好みを知っておくと良いでしょう。

では、沢山あるぶどう品種の中でどれを覚えておけば良いのでしょうか?沢山知っておいて無駄になる事はありませんが、代表的な物を覚えておけばワインを飲む時の楽しみが増えるでしょう。

 

カベルネソーヴィニヨン

赤ワインの中では最もメジャーで王道な品種の一つなのが『カベルネソーヴィニヨン』です。ワインの事をあまり知らない方でも一度位は聞いた事があるかもしれません。

様々な国で作られているワインですが、どの国でも必ずカベルネソーヴィニヨンを使ったワインがあると言っても良いでしょう。世界中で栽培されているという事もあって、その地域ごとに味わいや香りなどもかなり変わってきます。

赤ワイン選びに迷った時は、このカベルネソーヴィニヨンを選択肢に入れておくと良いでしょう。渋み(タンニン)と酸味がしっかりとしていて肉系のメイン料理に合わせる事が多い品種です。

代表的なワインとして『フランス/シャトーマルゴー』『ナパヴァレー/オーパスワン』『チリ/アルマヴィヴァ』といった様々な高級ワインがカベルネソーヴィニヨンを主体としたものがあります。

ピノ・ノワール

ピノノワールで一番有名な地方と言えば勿論フランスのブルゴーニュ地方です。ピノノワールのワインは単一品種で造られている事が殆どでボルドーワインの様に色々な品種をブレンドしてるアッサンブラージュをしている事は本当に少ないです。

ピノノワールは栽培が非常に難しくブルゴーニュ地方以外ではピノノワールを造る事が出来ないと言われてきました。ただ、近年では世界中で栽培に成功しており素晴らしいワインを造る産地が出てきています。

合わせる料理としては、鶏肉の赤ワイン煮込みやウォッシュ系のチーズといったブルゴーニュ地方の料理、他にも和食であればすき焼きや焼き鳥のタレ等が非常に合います。

代表的なワインとして『フランス/ロマネコンティ』『カリフォルニア/カレラ』『ニュージーランド/アタ・ランギ』などがあります。

とはいえ、フランスには及ばない状況は続いていてロマネコンティ以外にもコルトンシャルルマーニュやエシェゾーなど超が付くほど有名なワインが沢山造られています。

メルロー

メルローはカベルネソービニヨンと同じ位にメジャーな品種の一つです。ブラックベリーやプルーン、チョコレートやコーヒー、腐葉土の香りを感じられるぶどうです。

味の特徴としては全体的にまろやかな味わいになっていて酸味やタンニンは強く感じられません。でも、口当たりが滑らかになっていて優しくてコクのある品種です。

料理に合わせるのであればジューシーな肉料理や煮込み料理が良く合うと思います。酸味やタンニンが強い赤ワインが苦手な方はメルローを試してみるのがオススメです。

代表的なワインは『フランス/シャトーペトリュス』『フランス/シャトー・モンペラ』『イタリア/レディガフィ』が有名です。シャトーモンペラは2000円台のワインですが、日本では神の雫という漫画で有名になった超美味しいワインです。

シラー

シラーは単体の場合はコショウの様にスパイシーでカベルネソーヴィニヨンにも負けない位に力強く野生的なぶどうです。フランスでは北ローヌ地方で良く使われている品種です。

因みに、フランスではシラーという名称ですがオーストラリアなんかではシラーズと呼ばれています。

その力強さから長熟にも耐えられるワインも沢山あります。シラーに合う料理としては鹿や鴨肉といったジビエ料理が合います。また、パワフルなぶどうなので血も滴るほどに分厚いステーキに岩塩とペッパーを振りかけて食べたり、ラムチョップにローズマリーなどのハーブを効かせて食べるのも良いでしょう。

代表的なワインは『フランス/シャトー・ヌフ・デュフ・パプ』『オーストラリア/ペンフォールズ・グランジ』『カリフォルニア/シネ・クア・ノン』などの高級ワインがあります。

カベルネフラン

カベルネフランはあまり単一で使われる機会が少ないブドウ品種と言えます。カベルネフランが力を発揮するのは他の品種とブレンドする時がメインです。

フランスのロワール地方ではカベルネ品種100%の高品質ワインを造っている場所もあります。

でも、カベルネソーヴィニヨンやメルローといった品種とブレンドすると力強さの裏側に上品さがプラスされたワインになる事が多いです。

ラズベリーやゆで小豆、ピーマンの香りが感じられて、味わいはカベルネソーヴィニヨンに似ていますが、少しライトな印象があります。

赤身肉などのステーキやローストビーフなんかと一緒に食べるとマリアージュしてくれます。その他にも生春巻きやハムなんかの軽い食事とも合わせやすいですね。

代表的なワインとして『フランス/シャトーラフルール』『フランス/シャトーシュバルブラン』『フランス/シャトーネナン』が有名ですね。

サンジョベーゼ

サンジョベーゼはイタリアのトスカーナ地方原産のブドウ品種です。サンジョベーゼはイタリアで一番造られているブドウですが、味わいとして酸味とタンニンのバランスが非常に良くとれております。

テーブルワインとしての親しみやすさを感じさせながらも高級ワインの奥深さも楽しませてくれたりします。

合う料理は何と言ってもイタリア料理でしょう。ラザニアやボロネーゼなどのトマト系の料理からビステッカといった重厚な肉料理と合わせると間違いなく楽しめるでしょう。

代表的なワインは『イタリア/DOCGキャンティクラシッコ』『イタリア/サッシカイア』『イタリア/ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ』があります。

 

まとめ


ワインのぶどう品種には本当に沢山の種類があります。何千種類もあり新しい品種はどんどん開発され増えていくので、全てを覚えるのは世界一優秀なソムリエでも無理でしょう。

でも、ワインと言うのはある程度決まった品種さえ覚えておけば充分楽しめます。あとは、実際に飲んでいって自分の口でぶどうの味わいを覚えていけば良いと思います。

ワインというお酒の楽しみ方は、大切な人と楽しんだり自分と向き合ったり人それぞれです。ぶどう品種に関しては赤ワインを楽しむ為の一つの知識として留めても良いです。

これから、ワインを本格的に勉強したいと考えている方は基本中の基本であるので必ず覚えておきたい品種です。

ワインは作り手や土地・気候によって味が変わってきますが、最後はやはりどれだけ良質なぶどうを栽培が出来たかによって味や香りが左右されます。どんなに高いワインでもぶどうが悪い状態であれば出来栄えも下がってしまいます。

ワインをこれから詳しく知りたいのであれば、ぶどう品種という物は欠かせない知識の一つですね。